電子部品の購入に便利!
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以前作った『1.5V白色LED点灯キット AGE-2W』でチョット実験してみたくなりました。 共立エレショップで販売されているELインバータモジュールのSDEC-I005。DC5Vで動作するELインバータなのですが、これを電池1本でELインバータを駆動させられないかな?と思い、好奇心半分で『1.5V白色LED点灯キット AGE-2W』を利用してみました。
【1.5V白色LED点灯キット(AGE-2W)】 ワンダーキットの『1.5V白色LED点灯キット』(AGE-2W)を買ってみました。このキットは電池1本(1.5V)で白色LEDを点灯できるものです。 普通、LEDは電池1本(1.5V)では電圧不足で光りません。特に白色LEDともなると一般的に3.6Vの電圧が必要ですが、それをこのキットを使うことで電池1本で点灯を可能にします。その秘密は『DC-DCコンバータ』というICを使って1.5V→5Vに電圧を引き上げて、5Vから抵抗で白色LEDが点灯できるように調整を取っています。
【部品一覧】 部品はたったこれだけです。 僕の知っている他メーカーやショップオリジナルの1.5VLED点灯キットは回路が複雑で部品点数も多いのですが、このAGE-2Wはそれらに比べて三端子型のDC-DCコンバータを使用しているため、部品点数が少なくなっているようです。
【抵抗のハンダ付け】 まず、一番背の低い抵抗から半田付けします。 部品の向きはありません。
【ダイオードのハンダ付け】 その次にダイオードを半田付けします。 部品の向きがありますので、説明書を見て確認してください。
【マイクロインダクタのハンダ付け】 黄色くちょっと太い抵抗見たいな部品ですが、これはマイクロインダクタというコイルです。部品の向きはありません。一緒に入っている抵抗と区別は簡単にできると思います。マイクロインダクタは、左の写真の通り折り曲げて基板に立てて半田付けします。
【電解コンデンサの極性】 電解コンデンサは極性があります。 足の長い方が+で短い方が-です。
+ / -を確かめて基板に半田付けします。
【メインICのハンダ付け】 次に3本足のトランジスタのような部品。コレがメインICのDC-DCコンバータです。足に向きがあります。部品の形と基板の図(シルク印刷)を合わせて基板に取り付け、半田付けします。
【LEDの極性】 LEDは足が長い方がA(アノード)、短い方がK(カソード)です。 アノードは+、カソードは-に当たります。
【LEDのハンダ付け】 A / Kを確かめて基板に挿して半田付けします。
【電池ボックスのハンダ付け】 最後に電池ボックスを半田付けして完成です。 赤い線を+、黒い線を-に半田付けします。
【完成!動作確認】 単3電池を電池ボックスに入れるとLEDが光ります! もしココでLEDが光らなければ、すぐに電池を抜いてハンダ付けの見直し、部品の位置や向きを確かめてください。
【青色LEDバージョン】 シリーズで青色LEDを使った『1.5V青色LED点灯キット』(AGE-2B)という製品もありますので、お好みに合わせて選びましょう。
ハンダ ハンダは、電子部品を基板に固定したり、電子部品同士を引っ付けたりする、いわば『接着剤』のようなものです。見た目は細い針金のようですが、指で簡単に曲げられるぐらいに大変やわらかい金属です。これを『ハンダこて』というもので溶かして使います。価格は2~300円ぐらいからあり、種類も色々ありますが、『電子工作用』となっているものを使います。
ハンダこて ハンダを溶かすのに必要な道具です。電子工作で最も重要な道具の一つです。種類は色々ありますが、初心者であれば2~30Wのものが丁度いいと思います。写真のハンダこては、太洋電機産業(goot)の『KS-30R』という30Wのハンダこてです。これなら、900円程度で購入できます。ハンダを溶かすものですから、とうぜん熱くなります。おおよそ480℃と、かなりの高熱になりますのでヤケドには気をつけてください!
こて台 熱せられたハンダこてを置いておくのに便利なものです。黄色いスポンジは『こて先クリーナー』といって、こての先に付いたハンダを取るための物です。価格は写真のものであれば2~300円程度で購入できます。ちなみに、瀬戸物で出来た大き目の灰皿はこて台の代わりに、濡れた雑巾はこて先クリーナーの代わりにお使いいただけます。
ニッパー 電子部品の余分な足(リード)を切り取るのに使用します。プラモデル用など、何でもいいですが、小さ目のほうが使いやすいかも。最近では100円ショップなどでも売られています。
ハンダ吸取線 ハンダ付けに失敗した時や付けたハンダ除去する時に使用します。除去したいハンダに吸取線を乗せてその上からハンダこてを当て、ハンダが溶けたら吸取線に吸収されます。
以上、最低限必要な道具をご紹介しました。他にもあったら便利な道具は色々あり、あるに越したことはないのですが、道具にお金をかけてばかりもいられないし、本当に必要かどうかも人それぞれと思います。一体何が必要なんでしょうか?それは電子工作を進めていくうちに何が必要かわかってくると思いますので、その時に用意すればいいと思います。